ぽりお

ポリオ

同義語
急性灰白髄炎,脊髄性小児麻痺
最終更新日:
2023年02月27日
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2023/02/27
更新しました
2017/04/25
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症状

ポリオの代表的な症状は弛緩性麻痺と呼ばれる手足がだらんとする麻痺症状です。しかし、感染者の90~95%は症状が現れません(不顕性感染、無症状感染)。残りの約5%に発熱、頭痛咽頭痛(いんとうつう)、吐き気、嘔吐などのかぜに似た症状のみが現れ(不全型)、そのうち1~2%が麻痺を伴わない無菌性髄膜炎を発症します(非麻痺型)。感染者の0.1~2%が弛緩性麻痺症状を発症します(麻痺型)。

麻痺型ポリオでは、6~20日程度の潜伏期間の後に表在反射の消失、筋肉痛、筋肉が動かしにくいなどの前駆症状が現れ、1~10日後に手足の左右非対称な弛緩性麻痺が現れます。麻痺は手足に現れることが多いですが、中枢神経が障害されることもあり、呼吸困難に陥って死亡することもあります。また、麻痺が12か月以上に及ぶ場合は、生涯にわたって麻痺が続くことが多いです。

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