治療
マラリア治療で重要となるのは、早期に発見し適切な治療を開始することです。
治療は抗マラリア薬で行われます。内服薬を処方されることが一般的ですが、重症の場合には注射薬が用いられます。また地域によっては薬剤耐性の可能性があるため、抗マラリア薬を選択する際は感染した地域によって検討することが必要です。
現在は多くの場合、アルテミシニン誘導体多剤併用療法(Artemisinin-based combination therapy:ACT)が推奨されています。また、感染後に休眠体として肝細胞内にとどまるといった特徴をもつ三日熱マラリアや卵形マラリアの場合には、再発を防ぐため、肝内の休眠原虫を殺滅するプリマキンの投与も必要です。
なおマラリアの流行地で蚊に刺された場合や、流行地に到着してから7日以降にマラリアを疑うような症状が現れた場合には、医療機関の受診を検討しましょう。
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