低ナトリウム血症の症状は、ナトリウム減少の程度と減少のスピードによって異なります。程度が軽い場合は無症状なことが多く、まず軽い疲労感がみられはじめます。さらにナトリウムが減ると頭痛、嘔吐、食欲不振、精神症状がみられるようになり、重症になると昏睡やけいれんが起こり、早急な対処が必要になります。
また、低ナトリウム血症の原因によっては、原因疾患による症状がみられることがあります。たとえば、心不全、肝硬変、腎疾患などの病気では細胞外液量が増加するためむくみがみられます。
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