治療
内耳炎の治療は原因によっても異なりますが、発症原因となる細菌やウイルスなどに対する抗菌薬や抗ウイルス薬による強力な薬物療法が主体となります。特に化膿性髄膜炎から波及した両側内耳炎では両側の耳が聞こえなくなってしまうため、急性の炎症を抗菌薬で治療した後に直ちに人工内耳の植え込みを行うこともあります。
また、重度な中耳炎による波及が原因の場合には中耳にたまった水や膿を排出し、真珠腫性中耳炎が原因の場合は内耳を破壊する原因となっている真珠腫を摘出する手術をすることが根本的な治療となります。
医師向けの専門的な情報をMedical Note Expertでより詳しく調べることができます。