治療
外痔核の治療は、日常生活で肛門に負担をかけないようにしつつ、薬で症状の緩和を図る保存療法が基本です。痛みに対しては痔の軟膏や坐剤を使用し、必要に応じて血流をよくする薬が用いられます。
外痔核の多くは血栓性外痔核で、保存療法によって時間とともに血栓が溶けて吸収され、次第に小さくなり痛みも引いていきます。
血栓が大きい場合や痛みが続くような場合には、局所麻酔下で血栓を取り除くこともあります。内痔核に外痔核を伴う内外痔核においては、手術による切除やALTA療法(痔核四段階注射法)など内痔核に対する治療も行われます。
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