症状
外痔核の多くは血まめ(血栓:血の塊)ができる血栓性外痔核です。肛門の周りに生じた血まめがしこりとして触知でき、肛門内に存在する場合には違和感が生じます。
また、発生部位には痛覚があるため、小さくても激しい痛みを伴うことが多く、痔核の上皮が破けると少量の出血がみられます。
血栓が生じた直後に痛みが現れますが、血栓は血の塊であるため時間とともに吸収されていきます。そのため、痛みは発症直後をピークとして1週間くらいで軽快していきます。ただし、腫れは2~3週間残ることがあります。
なお、歯状線よりも内側にできる内痔核が肛門外に脱出する(脱肛)ことや、脱出した内痔核が腫れて戻らなくなる(嵌頓痔核)ことがあります。これらは内痔核が進行したものですが、内痔核に外痔核を伴う内外痔核という状態になる場合もあります。
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