検査・診断
妊娠中の貧血が疑われる場合はヘモグロビン値や、血液中に赤血球が占める割合を示すヘマトクリット値などを調べるために血液検査が必要になります。また、貧血の原因を調べるために血清鉄や葉酸値などを調べる必要もあります。
妊婦健診では、妊娠初期~23週・24~35週・36週~出産までの計3回にわたって血液検査を行い、貧血がないかを調べます。貧血が疑われる症状があるときや貧血の治療中は、妊婦健診で規定された時期でなくても血液検査が必要です。
なお、鉄欠乏性貧血や葉酸欠乏性貧血以外の病気が原因で貧血が起こっている可能性がある場合は、骨髄検査などを行うこともあります。
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