せんけいこんじろーま

尖圭コンジローマ

最終更新日:
2020年11月25日
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2020/11/25
更新しました
2017/04/25
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治療

尖圭コンジローマの治療は外科的な治療と薬物療法に大きく分けられます。これらの治療は病変の部位や大きさ、患者の状況に応じて使い分けられます。それぞれの治療内容は次の通りです。

外科的治療

尖圭コンジローマの治療としてよく行われるのは、液体窒素が付着した綿棒をイボに押し当てて壊死(えし)させる“凍結療法”です。この治療法は一度イボを切除したとしても再発しやすいため1~2週間おきに繰り返す必要があります。

また、治療方針は医療機関によって異なり、電気メスでイボを焼き切る“電気焼灼法”、炭酸ガスやレーザーなどでイボを切除する“レーザー蒸散術”が行われることも少なくありません。

薬物療法

尖圭コンジローマを根本的に治すには外科的な治療が必要ですが、2007年には、尖圭コンジローマの治療薬として“イミキモドクリーム”を使用できるようになり、高い効果があるとして広く使用されるようになりました。そのほかに酢酸やポドフィリンといった外用薬が使用されています。

これらの治療で効果が見られない場合には抗がん剤の一種である5-フルオロウラシルやブレオマイシンが含まれた軟こうを塗って経過を見ていくことも少なくありません。

目に見えるイボの症状が改善していても周囲にウイルスが残っている可能性があり、再発してしまうことも多い病気です。そのため、イボが消えてからも数か月は通院して経過観察を続けます。尖圭コンジローマの治療は時間がかかりますが、適切な治療を行えばよくなる病気です。再発してしまっても根気よく治療を続けることが大切です。

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