予防
尖圭コンジローマの原因となるヒトパピローマウイルスは、主に感染している人との性行為によって感染します。そのため、妊娠を希望しているとき以外はコンドームを使用するよう心がけることが大切です。また、不特定多数との性交渉は感染するリスクが高まるため控えましょう。さらに、ヒトパピローマウイルスはオーラルセックスを通して喉に感染することもあります。パートナーが尖圭コンジローマを発症しているときは性行為を控えるだけでなくオーラルセックスも控える必要があります。
日本では、子宮頸がんの原因となるヒトパピローマウイルス16型と18型、尖圭コンジローマの原因となるヒトパピローマウイルス6型と11型の計4つのヒトパピローマウイルスに対応したワクチン(2価、4価、9価*)を接種することも可能です。これらのワクチンを接種することで尖圭コンジローマの発症を防ぐことができます。
*9価ワクチンは小学校6年~高校1年相当の女子を対象に、2023年4月から公費での接種が可能。定期接種の対象年齢外は任意接種となる。
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