かんせんせいしんないまくえん

感染性心内膜炎

最終更新日:
2024年08月19日
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2024/08/19
更新しました
2017/04/25
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症状

感染性心内膜炎の症状は、患者によって現れ方に個人差があります。一般的には原因となる医療行為を行った後に微熱が続き、徐々に以下のような症状が現れることが多いといわれています。具体的には、感染による症状、心臓の症状、塞栓(そくせん)症状に分けられます。

感染による症状

発熱や体のだるさ、食欲の低下、体重の減少など、風邪とよく似た症状が現れます。

心臓の症状

自覚症状としては、息苦しさ(呼吸困難)や体のむくみなど心不全の症状がみられることがあります。そのほか、動悸や息切れ、疲れやすさ、意識を失うなど不整脈の症状が現れる人もいます。

塞栓症状

血栓や脂肪、細菌などで血管がふさがった状態を“塞栓(そくせん)”といいます。心臓で発生した感染巣が血流に乗って体の各部位に散らばると、以下のような塞栓症状が生じる恐れがあります。

感染性心内膜炎の主な塞栓症状

  • 脳梗塞(のうこうそく)……脳の血管が詰まることで脳に酸素や栄養が届かなくなり、運動障害や感覚障害、言語障害などが起こる病気です。発症時は片側の顔や手足の脱力、ろれつが回らない、片目が見えない、体がふらつくなどの症状がみられます。
  • 腎梗塞……腎臓につながる血管が詰まることで、血尿などの症状がみられます。
  • オスラー結節……手足の指先の血管が詰まることで、痛みのある赤い斑点が生じます。
  • 爪下線状出血……爪の下の血管が詰まり、爪の下の皮膚が線状に出血します。

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