原因
正常圧水頭症は、脳脊髄液がつくり出されて血液中に吸収される過程で、吸収が正常に行われなくなることによって発症します。特発性正常圧水頭症と続発性正常圧水頭症の2つのタイプに分類され、それぞれの原因は次の通りです。
特発性正常圧水頭症
原因がはっきり分からない正常圧水頭症を“特発性正常圧水頭症”と呼び、正常圧水頭症の約40%がこのタイプだといわれています。高齢な方に多く発症することから、加齢による影響が大きいことが示唆されています。
続発性正常圧水頭症
くも膜下出血や髄膜炎、頭部外傷など何らかの先行疾患の後に発症する正常圧水頭症を“続発性正常圧水頭症”と呼びます。正常圧水頭症のうち、約60%を占めるといわれています。
どのようなメカニズムで正常圧水頭症を引き起こすのか明確には解明されていませんが、特にくも膜下出血の発症後1~2か月の間に生じることが多く、発症率は30%に達するとされています。
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