治療
不眠症では睡眠薬に加えて精神安定剤や抗うつ薬、過眠症には眠気を覚ます精神刺激薬、睡眠時随伴症に対してレム睡眠を減らす薬やレム睡眠中の筋肉の緊張を和らげる薬が用いられることもあります。背景に病気がある場合にはその病気に対する治療も必要です。
睡眠時無呼吸症候群では持続陽圧呼吸療法(CPAP療法)、マウスピース療法、手術などが行われる場合があります。
セルフケア
特に不眠症と概日リズム睡眠-覚醒障害は生活習慣との関連が強いため、以下のような生活上の工夫だけでも解消することがあります。
- 就寝・起床時間を一定にし、起床後に太陽の光を浴びる
- 寝る前にリラックスできる時間を作る
- 寝る前のパソコン・スマートフォンの使用を控える
- 寝る前のカフェイン、たばこを控える
- お酒は少量にして寝る3時間前に終える
- 適度に運動をする
- ストレスをためないようにする
- 眠りやすい快適な寝室にする など
過眠症においても規則正しい生活を送り、夜間に十分な睡眠を取ることが大切です。
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