もうまくはくり

網膜剥離

最終更新日:
2021年12月03日
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2021/12/03
更新しました
2017/04/25
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治療

網膜剥離の治療は手術が中心となります。治療の原理は網膜裂孔の周囲を冷凍するかレーザーを照射してやけどを作り、瘢痕化(はんこんか)(やけどなどが治ったあとに残る傷あとの状態)させることです。裂孔周囲の瘢痕化が進んで網膜と周囲組織が癒着すると網膜は眼球の裏側にもう一度張り付きます。

非裂孔原性網膜剥離では、原因となっている腫瘍や糖尿病など、原因疾患の治療を行います。

手術

術式には強膜バックル術(強膜内陥術)と硝子体手術の2つの方法があります。強膜バックル術は、眼球の外側にある強膜にシリコンスポンジを縫い付けると同時に、原因となっている網膜の裂孔周囲に眼外から冷凍凝固を行います。

硝子体手術は、眼内に器具を挿入して網膜裂孔の原因となっている硝子体を切除します。眼内から網膜の裂孔周囲にレーザー凝固を行います。

どちらの手術が行われるかは、裂孔の位置や大きさ、眼内の出血の有無、ほかの病気の有無などによって決まります。どちらの術式を選んでも術後しばらくは網膜の癒着を促すために頭の向きを一定に保ちます。

網膜に裂孔があっても網膜剥離に至っていない場合には、網膜にレーザー光線を照射して網膜剥離を予防します。

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