症状
胆管がんは発生した部位によって症状の現れ方が異なります。
肝外胆管に発生した場合は、比較的早い段階から胆汁がうっ滞することによって“黄疸”と呼ばれる症状が現れるようになります。黄疸は胆汁中のビリルビンという物質が体内にたまることによって引き起こされ、目や皮膚が黄色くなるほか、皮膚のかゆみ、尿の黄染(黄色くなる)、白色便などの症状がみられるのが特徴です。また、胆汁がうっ滞することで胆管炎を発症し、発熱、腹痛、倦怠感、吐き気などの症状がみられることもあります。
また、進行すると食欲低下、体重減少、腹痛などの症状が現れるようになります。
一方、肝内胆管がんは早期段階では黄疸などの症状が現れないことも多く、進行した段階で発見されることも少なくありません。
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