検査・診断
脳炎・脳症が疑われる場合は以下のような検査が行われます。
画像検査
脳の状態を評価するためにCTやMRIによる画像検査が行われます。
脳炎・脳症の診断にはMRIが適していますが、MRIが行えない場合はCT検査で脳卒中や脳腫瘍など、脳炎・脳症と同様の神経症状を引き起こす病気の有無を確認する場合もあります。
腰椎穿刺
腰椎に針を刺して髄液を採取し、含まれる白血球数や病原体の有無を調べます。脳炎・脳症の原因を調べることができる大切な検査です。
血液検査
血液検査のみでは脳炎・脳症の診断はできませんが、炎症の程度など全身の状態を評価するために行うのが一般的です。また、ウイルスの抗体の量などを調べることで脳炎・脳症の原因を調べることもできます。
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