治療
腸炎の治療は、原因や重症度によって大きく異なります。
軽度な感染性腸炎などは特別な治療を行わなくても自然に改善することが多いですが、整腸剤や吐き気止めなどを用いた薬物療法を行うこともあります。また、細菌感染による腸炎が疑われる場合は抗生剤の投与が行われます。一方、重症な感染性腸炎は脱水に至ることもあるため、点滴治療が必要になるケースも少なくありません。
そして、感染性腸炎以外の腸炎は暴飲暴食、アレルギーとなる飲食物、副作用を引き起こす薬剤、血流が悪くなる病気など腸炎を引き起こす原因を取り除いたり改善したりすることが大切です。非特異性炎症性腸疾患の場合には、炎症をおさえる薬剤の投与が必要となります。また、腸炎の状態によって使用する薬剤も異なってきます。
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