かふんしょう

花粉症

最終更新日:
2021年03月19日
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2021/03/19
更新しました
2017/04/25
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原因

花粉症は“季節性アレルギー性鼻炎”で、体内に侵入した花粉に対して引き起こされるI型アレルギー反応です。

原因となる植物は、スギやヒノキ、イネ、ヨモギ、カモガヤ、ブタクサ、シラカンバなどです。日本はスギ林が多く、スギ花粉症の占める割合が最大です。花粉は植物の種類によって飛散時期が異なります。スギの場合は1月以降、ヒノキの場合は3月以降、イネの場合は5~6月にかけて流行がみられます。

また、気象条件によって飛散時期や飛散量に変動があります。地域差もあり、関東・東海ではスギ花粉症が多く、九州ではヒノキ花粉症が多い傾向にあります。

花粉は鼻や目から体に取り込まれると免疫機構によって異物として認識され、IgE抗体が作り出されます。IgE抗体は体の中で、アレルギーに関わる肥満細胞にくっつきます。その状態で再度花粉が侵入すると、IgE抗体が花粉を抗原(異物)として捕らえ、肥満細胞からヒスタミンやロイコトリエンといった物質が放出されます。これらの物質が神経や血管を刺激することで花粉症を発症します。

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