症状
目の痛みや異物感、目やにが大量に出る、涙が出る、白目が充血する、まぶたが腫れるなどの症状が現れます。角膜が白く濁って視力が低下したり、普段よりまぶしさを感じやすくなったりすることもあります。進行すると、角膜が薄くなって穴が開いてしまうことがあり、場合によっては失明する危険性があります。また、治療により原因となる微生物が取り除かれても、角膜の濁りが残ってしまう場合があります。
細菌性角膜炎や真菌性角膜炎では、強い目の痛みや大量の目やにが見られることが多く、角膜が白く濁ったり、白目が充血したりする場合があります。細菌性角膜炎では症状が比較的強く、進行が早いのが特徴です。アカントアメーバ角膜炎では、夜眠れないほどの激しい痛みが現れるのに対し、ヘルペス性角膜炎では比較的痛みが少ないといわれています。また、ヘルペス性角膜炎は一度完治した後に、ストレスや体調不良をきっかけに再発することがあるのが特徴です。
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