症状
野兎病の症状は、野兎病菌に感染してから通常3日から1週間の潜伏期間を経て現れますが、ときには発症まで1か月程度かかることもあります。発症時には38度から40度の急激な発熱とともに、悪寒や震えが起こります。また、頭痛や全身の筋肉痛、関節痛なども症状として現れます。
感染部位によって症状はさまざまです。特徴的な症状として感染部位に関連したリンパ節の腫れと痛みがみられることがあります。特に皮膚から感染した場合、その部位近くのリンパ節が腫れることが多く、感染部位には皮膚のただれ(潰瘍)や赤い発疹が現れることもあります。重症化すると肺炎を引き起こす場合もあります。
この記事は参考になりましたか?
この記事や、メディカルノートのサイトについてご意見があればお書きください。今後の記事作りの参考にさせていただきます。
なお、こちらで頂いたご意見への返信はおこなっておりません。医療相談をご要望の方はこちらからどうぞ。
「野兎病」を登録すると、新着の情報をお知らせします