治療
感染症によるもの
治療を必要とせず、自然に治ることがほとんどです。しかし、リンパ節自体に炎症が及んで、発熱や痛みを伴う場合には、抗生物質や鎮痛薬が投与されることもあります。
がんの転移やリンパ節のがんによるもの
がんの治療を行います。がんの転移では、原因となるがんの手術や抗がん剤治療、放射線治療を行います。また、悪性リンパ腫をはじめとしたリンパ節自体のがんの場合は、手術によって取り除くことは一般的ではなく、多くは抗がん剤治療を行います。
川崎病によるもの
ガンマグロブリン大量療法とアスピリンの投与が行われます。しかし、治療効果には個人差があり、適切な治療を行っても大きな冠動脈瘤ができてしまうことがあり、治療後も定期的な心エコーなどの検査が必要となります。
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