原因
骨折は主に(1)外からの衝撃(2)疲労(3)病気が原因で生じます。
外からの衝撃
外から強い力が加わることで骨折が生じることがあります。たとえば、冬の道路の凍結によって滑って転んでしまい、腰や背中を強く打つことで大腿骨近位部や腰椎などの部位が骨折することがあります。このほか、スポーツや交通事故、喧嘩、転落などによる強い衝撃が原因となります。
疲労
スポーツなどによって骨に疲労が蓄積されたことで、骨が弱くなって軽い力で骨折が生じることがあります。たとえば、ジャンプやランニングなどによる小さな力でも同じ場所に何度も負荷が加わると、骨がそれに耐えられなくなります。
病気
何らかの病気にかかっていることで骨折が生じることがあります。具体的にはがんの転移、骨粗しょう症などが挙げられます。病気によってわずかな衝撃でも骨が折れやすい状態になっているほか、時には衝撃がなくても骨が潰れてしまい、背中や腰が曲がってしまうことがあります。
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