検査・診断
2型炎症が原因で生じるアレルギー性の病気は多岐にわたるため、検査もさまざまな種類があります。主な検査としては以下3つが挙げられます。
血液検査
アレルゲンに対するIgE抗体(特異的IgE抗体検査)や末梢血好酸球数を測定します。また、アトピー性皮膚炎の重症度を把握できる“TARC(ターク)”や“SCCA2”を調べることもできます。
プリックテスト
プリックテストは皮膚テストの1つです。アレルギー性鼻炎や結膜炎、アトピー性皮膚炎、食物アレルギーのように、IgE抗体による即時型アレルギー反応を見ることができます。針で少量のアレルゲンを皮膚に注入して、15~20分ほど経過したのちに発生した膨疹の大きさを測定します。年齢を問わず乳幼児から実施可能です。
呼気一酸化窒素濃度測定検査
気道に炎症が生じると一酸化窒素を作る酵素が増えるため、呼気の一酸化窒素濃度を測ることで気道に起きている炎症の程度を把握できます。
測定機器に息を吹き込み、呼気の一酸化窒素濃度を測定します。
医師の方へ
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