京都大学 医学研究科外科学講座(肝胆膵・移植外科学分野) 准教授

日本外科学会 外科専門医・指導医 日本消化器外科学会 消化器外科専門医・消化器外科指導医 日本肝胆膵外科学会 肝胆膵外科高度技能指導医 日本肝臓学会 肝臓専門医 日本膵臓学会 認定指導医 日本がん治療認定医機構 がん治療認定医 日本癌学会 会員 日本癌治療学会 会員 日本移植学会 会員 日本内分泌外科学会 会員

増井 俊彦 ますい としひこ 先生

公開日
2020/04/28

日本神経内分泌腫瘍研究会の事務局幹事を務め、神経内分泌腫瘍の診療、研究における本邦の中心医師の一人。ENETSなど国外の研究会とのつながりも深い。移植も含めた肝胆膵高難度手術、低侵襲手術を行いながら、放射線を用いた膵臓がんの集学的治療など新たな治療法の確立とともに、がん幹細胞に着目した肝胆膵がんの研究や手術合併症軽減を図る基礎研究にまい進している。

増井先生のストーリー記事

患者さんの気持ちを受け止め、外科医としてできる限りのことをしたい
患者さんの気持ちを受け止め、外科医としてできる限りのことをしたい

全ては患者さんのために、新しい知識や考え方を学び続ける増井 俊彦先生のストーリー

基本情報

診療科・主な得意領域

  • 消化器外科
  • 増井先生の膵臓がんの専門領域
    • 腹腔鏡手術
    • 拡大手術
    • 集学的治療
  • 【疾患名】神経内分泌腫瘍【治療方法】機能温存縮小手術 転移巣切除 集学的治療

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資格・学会・役職

日本外科学会 外科専門医・指導医
日本消化器外科学会 消化器外科専門医・消化器外科指導医
日本肝胆膵外科学会 肝胆膵外科高度技能指導医
日本肝臓学会 肝臓専門医
日本膵臓学会 認定指導医
日本がん治療認定医機構 がん治療認定医
日本癌学会 会員
日本癌治療学会 会員
日本移植学会 会員
日本内分泌外科学会 会員
  • 京都大学 医学研究科外科学講座(肝胆膵・移植外科学分野) 准教授
  • 日本肝胆膵外科学会 技術認定委員会委員 評議員
  • 日本神経内分泌腫瘍研究会 事務局幹事
  • 膵・消化管神経内分泌腫瘍診療ガイドライン第二版作成委員会 副委員長
  • European Neuroendocrine Tumor Society/World NET Forum Faculty of Scientific Committee
  • 厚生労働科学研究費補助金研究(がん対策推進総合研究事業:平田班) 分担研究者
  • 国立がん研究センター希少がん対策ワーキンググループ 神経内分泌腫瘍分科会委員
  • 日本癌治療学会 がん診療ガイドライン統括・連絡委員会分科会担当委員
  • 近畿外科学会 評議員
  • 関西肝胆膵内視鏡外科研究会 世話人
  • NANETS(North American Neuroendocrine Tumor Society)

所属病院

京都大学医学部附属病院

  • 内科 血液内科 外科 精神科 脳神経内科 脳神経外科 呼吸器外科 消化管外科 腎臓内科 心臓血管外科 小児科 小児外科 整形外科 形成外科 皮膚科 泌尿器科 産婦人科 眼科 耳鼻咽喉科 リハビリテーション科 放射線科 歯科口腔外科 麻酔科 乳腺外科 呼吸器内科 循環器内科 消化器内科 免疫・膠原病内科
  • 京都府京都市左京区聖護院川原町54
  • 京阪鴨東線 神宮丸太町 徒歩10分 琵琶湖線 京都 近畿日本鉄道京都線、京都市営地下鉄烏丸線も乗り入れあり  八条口より直通路線バス「京大病院ライナー」利用可(有料) バス30分
  • 075-751-3111
公式ウェブサイト
京都大学医学部附属病院

来歴等

略歴

1994年 京都大学医学部 卒業
1994年 京都大学医学部附属病院 外科研修医
1995年 倉敷中央病院 外科医員
1999年 京都大学医学部大学院分子医学系腫瘍外科学講座(旧第一外科) 入学
2003年 テキサス大学サウスウェスタンメディカルセンター留学
2007年 京都大学医学部肝胆膵・移植外科 助教
2010年 島根県立中央病院 外科医長
2012年 京都大学医学部肝胆膵・移植外科 助教
2017年 京都大学医学部肝胆膵・移植外科 講師
2020年 京都大学医学部肝胆膵・移植外科 准教授

論文

  • Risk factors for short recurrence-free survival after resection of pancreatic neuroendocrine tumor (PanNET) liver metastases: which patients should undergo resection? Scand J Gastroenterol. 2020 Mar 16

    Masui T, Nagai K, Anazawa T, Sato A, Nakano K, Uchida Y, Yogo A, Kawaguchi Y, Takaori K, Uemoto S.

  • Study Protocol of the Japan NEN Registry: A Multicenter, Prospective Registry of Patients with Pancreatic, Gastrointestinal, Pulmonary, Bronchial, and Thymic Neuroendocrine Neoplasm. J Clin Trials (138)9:6 2019

    Masui T, Ito T, Komoto I, Kojima S, Okusaka T, Ichikawa Y, Kinugasa Y, Kokudo N, Kudo A, Sakurai A, Sugihara K, Date H, Haruma K, Hijioka S, Hirata K, Yamano H, Sakamine M, Kikuchi T, Fukushima M, Imamura M, Uemoto S, Japan NEN Registry Group

  • Clinical and experimental studies of intraperitoneal lipolysis and the development of clinically relevant pancreatic fistula after pancreatic surgery. Br J Surg. ;106(5):616- 625. 2019

    Uchida Y, Masui T, Nakano K, Yogo A, Sato A, Nagai K, Anazawa T, Takaori K, Tabata Y, Uemoto S.

  • Comparison of Recurrence Between Pancreatic and Duodenal Neuroendocrine Neoplasms After Curative Resection: A Single-Institution Analysis. Ann Surg Oncol.;25(2):528-534. 2018

    Masui T, Sato A, Nakano K, Uchida Y, Yogo A, Anazawa T, Nagai K, Kawaguchi Y, Takaori K, Uemoto S.

  • A prospective study of intensity-modified radiation therapy in comparison with conventional 3D-RT for BR pancreatic cancer patients with arterial involvement Anticancer Res.;37(12):7023-7030. 2017

    Masui T, Takaori K, Anazawa T, Sato A, Nakano K, Uchida Y, Yogo A, Goto Y, Matsumoto S, Kodama Y, Kanai M, Isoda H, Mizumoto M, Kawaguchi Y, Shibuya K, Itasaka S and Uemoto S.

  • Advances in the diagnosis and treatment of pancreatic neuroendocrine neoplasms in Japan. J Gastroenterol.;52(1):9-18. 2017

    Ito T, Hijioka S, Masui T, Kasajima A, Nakamoto Y, Kobayashi N, Komoto I, Hijioka M, Lee L, Igarashi H, Jensen RT, Imamura M.

  • Concurrent gemcitabine+S-1 neoadjuvant chemotherapy contributes to the improved survival of patients with small borderline-resectable pancreatic cancer tumors. Surg Today.;46(11):1282-9. 2016

    Masui T, Doi R, Kawaguchi Y, Sato A, Nakano K, Ito T, Anazawa T, Takaori K, Uemoto S.

  • Replacement of Rbpj With Rbpjl in the PTF1 Complex Controls the Final Maturation of Pancreatic Acinar Cells. Gastroenterology.;139(1):270-80. 2010

    Masui T, Swift GH, Deering T, Shen C, Coats WS, Long Q, Elsässer HP, Magnuson MA, Macdonald RJ.

  • Transcriptional autoregulation controls pancreatic Ptf1a expression during development and adulthood. Mol Cell Biol.;28(17):5458-68. 2008

    Masui T, Swift GH, Hale MA, Meredith DM, Johnson JE, Macdonald RJ.

  • Early pancreatic development requires the vertebrate Suppressor of Hairless (RBPJ) in the PTF1 bHLH complex. Genes Dev. 15;21(20):2629-43. 2007

    Masui T, Long Q, Beres TM, Magnuson MA, MacDonald RJ.

  • 消化器悪性腫瘍診療におけるガイドラインの功罪 8.NET診療におけるガイドライン の功罪 雑誌:外科 82巻6号2020年5月号 in press

    増井 俊彦, 上本 伸二

  • 【消化器神経内分泌腫瘍を極める】 2.NETの疫学 雑誌:消化器外科 2019年10月 号 Page 1523-1529 (2019.10)

    増井 俊彦, 上本 伸二

  • 膵・消化管神経内分泌腫瘍(GEP-NET)の疫学、腫瘍の概念の変遷 臨床外科74巻 9 号 Page 1036-1040 (2019.9)

    増井 俊彦, 上本 伸二

  • 【小児膵疾患に対する最新の治療】 4.ASVSによる病変診断 小児外科51巻6号(6 月号)Page 549-553 (2019.6)

    増井俊彦、岡本晋弥、上本伸二

  • 外科診療における遺伝学的検査の意義 日本外科学会雑誌 (0301-4894)119巻2号 Page180-185 (2018.03)

    増井 俊彦,、高折恭一、岡島英明、穴澤貴行、上本伸二

  • 【臓器間ネットワークからみた肝胆膵の恒常性とその破綻】 臓器間ネットワークの破 綻による疾患 サルコペニアが膵癌の予後に与えるインパクト: 肝・胆・膵 (0389- 4991)75巻5号 Page979-989(2017.11)

    海道 利実, 奥村 晋也, 濱口 雄平, 小林 淳志, 白井 久也, 八木 真太郎, 加茂 直子, 増井 俊 彦, 上本 伸二

  • 【徹底解説!ここが変わった膵癌診療-新規約・ガイドラインに基づいて】外科治療の トピックス 新たな膵液瘻分類について: 臨床外科 (0386-9857)72巻12号 Page1338- 1341(2017.11)

    八木 真太郎, 高折 恭一, 増井 俊彦, 穴澤 貴行, 上本 伸二

  • 【Conversion Surgery-進行消化器がんのトータル治療戦略】がん種別Conversion Surgeryの戦略 消化器NET: 臨床外科 (0386-9857)72巻10号 Page1235- 1240(2017.10)

    増井 俊彦,、穴澤貴行、高折恭一、上本伸二

著書

  • 【共著】新世代の膵癌診療・治療バイブル、膵癌の疫学、Page 2-8、2017年(編) 藤井 努、川井 学、メディカ出版

  • 【共著】膵・消化器NETの診断と治療レジメン―治療に困った時に必ず役に立つ !、TAEはどのタイミングで行う? Page70-73、2018年(編)肱岡範、奥坂拓志、医学と看護社

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