インタビュー

α-グルコシダーゼ阻害薬を処方された時に気をつけること

α-グルコシダーゼ阻害薬を処方された時に気をつけること
宮川 高一 先生

医療法人社団ユスタヴィア 理事長 、クリニックみらい国立 院長

宮川 高一 先生

菅野 一男 先生

かんの内科 院長

菅野 一男 先生

貴田岡 正史 先生

医療法人社団 明芳会 イムス三芳総合病院 内分泌(甲状腺)・代謝(糖尿病)センター センター長

貴田岡 正史 先生

この記事の最終更新は2015年01月11日です。

  • α-グルコシダーゼ阻害薬(α-GI)は、食後の高血糖を抑える薬剤です。
  • α-グルコシダーゼは小腸で炭水化物をバラバラにしてブドウ糖にするという役割を果たします。分解されたブドウ糖が小腸から吸収されて、血液に移行していきます。
  • α-グルコシダーゼ阻害薬(α-GI)はこの役割をブロックするので、ブドウ糖の吸収が遅くなります。結果として食後の血糖の上昇が緩やかになるのです。
  • 肥満のある方で、食後の血糖値が著しく上昇する方には、よく使われる薬です。
  • かならず食直前に服用する薬です。

アカルボース、ボグリボース、ミグリトールがこのカテゴリーに属する薬剤です。

α-グルコシダーゼ阻害薬の副作用としては、おならが出やすくなることがよくあります。
まずは少量から始めて徐々に薬の量を増やしていくことで、このおならの副作用を抑えることができます。

その他の副作用としては、便秘、下痢、肝臓の障害などを引き起こすことがあります。

受診について相談する
  • 医療法人社団ユスタヴィア 理事長 、クリニックみらい国立 院長

    宮川 高一 先生

  • かんの内科 院長

    菅野 一男 先生

  • 医療法人社団 明芳会 イムス三芳総合病院 内分泌(甲状腺)・代謝(糖尿病)センター センター長

    貴田岡 正史 先生

「メディカルノート受診相談サービス」とは、メディカルノートにご協力いただいている医師への受診をサポートするサービスです。
まずはメディカルノートよりお客様にご連絡します。現時点での診断・治療状況についてヒアリングし、ご希望の医師/病院の受診が可能かご回答いたします。
  • 受診予約の代行は含まれません。
  • 希望される医師の受診及び記事どおりの治療を保証するものではありません。

    「受診について相談する」とは?

    まずはメディカルノートよりお客様にご連絡します。
    現時点での診断・治療状況についてヒアリングし、ご希望の医師/病院の受診が可能かご回答いたします。

    • お客様がご相談される疾患について、クリニック/診療所など他の医療機関をすでに受診されていることを前提とします。
    • 受診の際には原則、紹介状をご用意ください。
    実績のある医師をチェック

    Icon unfold more