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インタビュー

子どもの夜尿症(おねしょ)への対応・対策

子どもの夜尿症(おねしょ)への対応・対策

国立成育医療研究センター

田中 俊之 先生

石黒 精 先生

国立成育医療研究センター 教育センター センター長  臨床研究センター 副センター長・臨床研究...

石黒 精 先生

夜尿症は何もしなくても自然に治っていくこともあります。しかし、小学校入学前後で改善が見られないようであれば、ご家庭での生活習慣をまずは見直してみてください。以下に対策の一例を挙げます。

● 夜寝る前にたくさんの水分を摂っていませんか?(夕食と就寝の時間が近くないですか?)また、就寝前にトイレで排尿させていますか?

● おもらしを防止するため、夜中に子どもを起こしてトイレに連れて行っていませんか?これは睡眠中の抗利尿ホルモンを減らすので、治療には逆効果となります。

● 寝るときにおむつをつけていますか? 睡眠中におむつをしているからといって、夜尿症が長引く原因にはなりません。子ども自身がおねしょをしてしまわないか心配しないで、リラックスした状態で寝ることが、夜尿症改善のために重要です。

● 日中におしっこを我慢する練習はできていますか? 膀胱は年齢とともに大きくなりますが、排尿を我慢することで膀胱容量を増加させることができます。

● 規則正しいリズムで食事や睡眠はできていますか? 生活のリズムがしっかりしていないと、自律神経の働きや抗利尿ホルモンの分泌に影響するといわれています。

夜尿症の子どもに対しては、起こさない/怒らない/焦らないが三大原則です。ご両親がこれを理解することは、夜尿症の改善の大きな助けになります。

幼児期のおねしょは決して病的なものではなく、成長の過程にみられるものですから神経質になる必要はありません。また、同年代の子どもと比べて、自分の子どもの夜尿症が改善しないと焦りを感じられる方もいらっしゃいます。しかし、子どもにはなるべくその焦りを見せないようにしてください。子どもはとても感受性が高く、ご両親の焦りを感じるとそれがストレスになってしまい、治療が長引いてしまうケースもあります。ご両親が怒ることも、子どもにとっては大きなストレスになって、逆効果となってしまいます。

生活改善にきちんと取り組み、医療機関で治療を受けたなら、ご両親にできるのは「夜尿症は必ず治るものだ」と大きく構え、長い目でゆったりと見てあげることです。

 

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  • 国立成育医療研究センター 教育センター センター長/臨床研究センター 副センター長/臨床研究教育部長(併任)/血液内科診療部長(併任)

    石黒 精 先生

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