インタビュー

ジストニアの症状 ・診断

ジストニアの症状 ・診断
平 孝臣 先生

三愛病院 脳神経外科

平 孝臣 先生

この記事の最終更新は2016年04月14日です。

記事1:ジストニアとは」ではジストニアの概要や種類についてお伝えしました。ここでは症状や診断方法について東京女子医科大学 脳神経外科の平孝臣先生にお話し頂きました。

・首が上や下、左や右に傾く

・首がねじれる

・足がねじれる

・身体が歪む

・まぶたが勝手に閉じようとする

・口が開いたままで閉じられない、閉じたままで開けられない

・唇が突き出る、あごが左右や前にずれる

・舌がくねくね動く、口の外に出る

・声が出ない、出しにくい

・鉛筆や箸が持てない、持ちにくい

・字が書けない、書きにくい

・ピアノ・ギターなど特定の楽器が弾けない、弾きにくい

※参照:NPO法人ジストニア友の会

・定型性…異常な姿勢または運動パターンが、患者さんによって程度の差はあっても一定であること。ジストニアの基本的な特徴でもある。

・動作特異性 …特定の動作や環境によってジストニアの症候が出現,増悪する現象である。書痙や音楽家のジストニアに多い。

・感覚トリック …特定の感覚刺激によってジストニアが軽快・増悪する行為・現象。

・早朝効果…起床時に症状が軽い現象。数十秒から数時間と持続時間には個人差が大きい。

・オーバーフロー現象…ある動作を行うと,その動作に不必要な筋が意図せず収縮し、ジストニアを発症する現象。

・フリップフロップ現象…ジストニアが何らかのきっかけで急に増悪・軽快すること。

頭部CT・MRI・脳波測定・筋電図・血液検査などを行うが、顕著な反応が見られないことも多い。

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