インタビュー

子どもの手足口病—熱について

子どもの手足口病—熱について
松井 俊大 先生

国立成育医療研究センター 生体防御系内科部 感染症科 フェロー

松井 俊大 先生

石黒 精 先生

国立成育医療研究センター 教育センター センター長/臨床研究センター 副センター長/臨床研究教...

石黒 精 先生

目次
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この記事の最終更新は2018年06月04日です。

 

夏に流行する手足口病は、主に手、足、口に発疹ができて自然に治る病気です。

熱は出ないことが多いといわれています。

今回は、手足口病による熱について国立成育医療研究センター感染症科の松井俊大先生にお話を伺いました。

手足口病にかかった方で発熱がみられるのは3分の1程度といわれています。熱の有無だけで手足口病と診断されることはなく、発疹などの症状と合わせて診断します。

高熱になることは、まれです。熱が出た場合でも、38度以下のことが多いとされています。

熱さまシートを貼っている笑顔の子ども

基本的に、普通の風邪のときと同じような対応で構いません。

水分補給をしっかりして、食べられるものを食べてください。

熱でぐったりする場合は解熱剤を使用することもあります。

手足口病の熱の場合、大体は1〜2日で下がり、熱が出ていても元気なことが多いです。

目安として3日間以上熱が下がらないときは、手足口病が原因ではない可能性もあるためかかりつけ医への相談を検討してください。

また、熱の高さにかかわらず、子どもがぐったりしている、様子がいつもと違うなどの場合は、かかりつけ医への受診を検討してください。

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  • 国立成育医療研究センター 教育センター センター長/臨床研究センター 副センター長/臨床研究教育部長(併任)/血液内科診療部長(併任)

    石黒 精 先生

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