兵庫県神戸市西区にある地方独立行政法人 神戸市民病院機構 神戸市立西神戸医療センター(以下、神戸市立西神戸医療センター)は、がん医療を中心に高度急性期医療を提供する地域の中核的な病院です。
同院の特長について、院長である北垣 一先生にお話を伺いました。
西神戸医療センターは神戸市西区のほぼ中央にあり、神戸市営地下鉄のターミナル駅である西神中央駅から歩いて5分の場所にあります。地下1階、地上10階の建物で1階南西に正面玄関が、2階の東と西に玄関があります。そして1階南に夜間・救急出入口があります。地下から4階までに検査部門、外来部門などがあり(手術室は5階)、5階から10階までが病棟部門です。集中治療室、救急病棟を含む一般病床425床と別に結核病床45床がある高度急性期・急性期医療を提供する病院です。
PET-CT、MRI(3T装置2台)、CT(3台)、血管撮影装置(2台)、リニアック放射線治療装置、内視鏡・腹腔鏡・胸腔鏡、手術支援ロボットなどの高精度機器を駆使した診断・治療により、近代的に分化した30の診療分野と10のセンターでがん医療、救急医療、高度専門医療、小児・周産期医療、結核医療を提供しています。令和7年度は手術室実施手術数6223件、救急車受入4924台でした。
当院は国指定の地域がん診療連携拠点病院(神戸市では4病院)として認定されており、先端的高精度診断装置・高精度治療装置を用いることで多数例に対して精度の高い専門的ながん診療を提供しています。今後さらに進む高齢化に対応してより低侵襲な治療を目指します。さらに研修医並びに専攻医の教育に力を注いでおり、内科学会、外科学会他40以上の学会から研修教育施設の認定を受ける、厚生労働省指定の臨床研修指定病院です。
また、当院は兵庫県知事から地域医療支援病院(神戸市では11病院)に認定されており、特に地域の医療機関の皆様と強いつながりを持つことが重要と考えています。神戸西地域では高齢化が進み、多数の疾患を合併した患者さんが増えており、これまで以上に紹介・逆紹介を通じて地域医療に貢献してまいります。令和7年度は紹介率89%、逆紹介率111%でした。
西神戸医療センターは神戸市民病院機構4病院の一つとして、今年度も当院の理念である「神戸西地域に根づいた安心・安全な医療をめざします」に基づき日々の診療に励んで参ります。
当院は、患者さんを支援するための施策も積極的に行っています。がん診療においては、多職種で構成する“がん総合診療部”を2013年に設立し、がんに関する相談や緩和ケアの推進などに取り組んでいます。
また、入院患者さんに向けた‟患者支援センター”を設置し、患者さんのスムーズな入退院支援や薬剤師や看護師による栄養相談などを行っています。同センターは、年間3回のペースでカンファレンスを開催するなど、地域連携の推進にも努めています。
当院では医師や看護師をはじめ、専⾨技能をもつ技師や医療ソーシャルワーカーなどが⼀致団結し、より質の⾼い医療を提供できるよう⽇々研鑽しています。
最新鋭の設備と⾼度な医療体制でお迎えしますので、かかりつけ医から当院を紹介された場合はぜひ安⼼してご来院いただけければと思います。
今後も地域の医療ニーズを精⼀杯受け⽌められるよう、職員⼀丸となって患者さんの診療に勤めて参ります。
*医師や提供している医療についての内容および本文中の数字は全て、2026年5月時点のものです。
様々な学会と連携し、日々の診療・研究に役立つ医師向けウェビナーを定期配信しています。
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