検査・診断
汗疹は、皮膚病変の見た目や症状、環境因子などを総合的に評価して診断されます。水疱や丘疹が見られるため、湿疹との鑑別(見分けること)が必要となる場合もありますが、汗疹は汗管が閉塞する場所によって特定の皮疹の形状を一様に認めるため、湿疹のように多様な形状の皮疹が混在しないのが特徴です。
また、細菌感染によって広範囲に膿疱を生じる場合には、排膿した膿汁の培養検査を行い、原因菌を特定してそれに適した抗菌薬投与が行われることがあります。
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