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編集部記事

あせもに使われる薬の種類と使い方とは?~正しい方法で使用しないと悪化する恐れも~

あせもに使われる薬の種類と使い方とは?~正しい方法で使用しないと悪化する恐れも~
川村 龍吉 先生

山梨大学医学部皮膚科学講座 教授

川村 龍吉 先生

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病院で行われるあせも治療の基本となるのが薬物療法で、症状が強い場合にはステロイド外用薬(塗り薬)、抗ヒスタミン内服薬などを用いることがあります。外用薬については薬局やドラッグストアでも販売されており、場合によっては市販薬を使うこともできますが医師や薬剤師に相談したうえで使用するのが望ましいでしょう。

しかし、あせもは日常生活上の対策を講じることで自然とよくなることが一般的です。汗をかきっぱなしにせず肌を清潔に保つ、汗をかきやすい環境を避けるなどの対策が治療の原則となるので、このような対策を積極的に行うことが大切です。

病院で行われるあせも治療は薬物療法が基本ですが、薬物療法が必ず行われるわけではなく、あせもが進行して湿疹などが生じている場合にステロイド外用薬、かゆみによって眠れないような場合に抗ヒスタミン内服薬などが処方されます。また、真菌や細菌感染を起こしている場合は抗真菌薬や抗菌薬が用いられます。

あせもに対するステロイド外用薬については薬局やドラッグストアでも購入することができますが、部位や症状などによって適切な薬が異なります。適切な薬を使用しないと治りにくいばかりか悪化してしまう場合もあるので、まずは医師や薬剤師に相談することがすすめられます。

市販の外用薬の使用法は患部を清潔にしたうえで1日2回、適量を患部に塗布するのが一般的です。ただし、市販薬の種類によって使用法が異なる場合があります。添付の説明文書をしっかりと読み、記載の用法・用量を守って使用しましょう。薬を使っても治らない場合や悪化した場合、副作用が出た場合には使用を中止し、病院を受診するようにしましょう。

子どもの場合でも大人と同様にステロイド外用薬や抗ヒスタミン内服薬などが使用されます。しかし、子どもは大人よりも肌がデリケートで薬が効きやすいために症状の度合いによって異なりますが、外用薬は弱めのステロイド外用薬が用いられるのが一般的です。

また、子どもはかゆみを我慢するのが容易ではなく肌をかきむしって細菌感染を起こすことが珍しくありません。細菌感染を起こしている場合には、あせも治療薬として販売されている市販薬では効果がなくかえって悪化してしまう恐れがあります。いずれにしても自己判断で市販薬を使用することは控えましょう。また、以前処方された薬が残っていてもあせもの状態が以前と現在とで違う場合があるので、大人用の薬を子どもに使うのは危険です。手持ちの薬を使用することは控えるようにしましょう。

あせもがひどい場合には薬物療法が行われますが、あせも治療の原則はスキンケアです。軽いあせもであれば汗をかきっぱなしにせず肌を清潔な状態に保つことで、通常の場合自然とよくなります。また、薬物療法を行う場合でも早期改善のためにはスキンケアが必要です。汗をかいたらシャワーを浴びたり、こまめに汗を拭いたりして肌を清潔な状態に保つようにしましょう。部屋を適度に涼しくする、通気性に優れた衣類を着る、吸湿性のよい寝具を使用するなど、過度に汗をかくような環境を避けることも大切です。

あせもの症状が激しい場合には、ステロイド外用薬や抗ヒスタミン薬などを用いて治療を行います。薬については市販薬を使うこともできますが適切な薬を正しい方法で使用しないと悪化してしまう恐れがあります。

市販薬を用いる場合にはまず医師や薬剤師に相談し、処方薬で治療を行う場合も定められた用法・用量を守って使用するようにしましょう。また、薬物療法でよくなったからといって薬の使用を中断すると再発してしまう場合があるので、医師の指示に従って治療を行い自己判断で中断することのないようにしましょう。

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