原因
感染経路
かぜはウイルス性疾患であり、原因となるウイルスの種類は多様です。多くのウイルスが、飛沫感染や接触感染で周囲に広がります。飛沫感染とは、咳やくしゃみによって飛んだつばなどに含まれる病原体を吸い込むことです。
原因ウイルス
原因となる頻度が高いウイルスは「ライノウイルス」です。春と秋に流行しやすく、ほとんどの場合、自然に治ります。ライノウイルスは成人のかぜの原因としても知られています。続いて多い原因ウイルスは「コロナウイルス」で、冬に流行する傾向があります。
その他、インフルエンザやRSウイルス、パラインフルエンザウイルス、ヒトメタニューモウイルスなど、数多くの原因ウイルスがあります。乳児がRSウイルスや、パラインフルエンザウイルス、ヒトメタニューモウイルスに感染したときには重症化することもあるため注意が必要です。
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