検査・診断
ノロウイルス感染症が疑われる場合は次のような検査が行われます。
ノロウイルス抗原検査
便の中にノロウイルスが潜んでいるか簡易的に調べることができる検査です。専用の検査キットを用い、採取した便の中にウイルスが潜んでいる場合は薬を付着させると“陽性”反応が出ます。重症化しやすい3歳未満、65歳以上は健康保険が適応され、15分程度で検査をすることが可能です。
ただし、ノロウイルスに感染していても“陽性”にならないケースもあるため、必ずしも正確な結果とはならないとされています。
血液検査
下痢や嘔吐などが頻回にある、高熱があるといった場合は脱水の有無や炎症の程度などを評価するために血液検査を行うことがあります。
ただし、血液検査のみではノロウイルス感染症と診断することはできません。
画像検査
下痢や嘔吐が頻回な場合は、レントゲンやCTなどで消化管の状態を評価する画像検査が行われることがあります。
医師の方へ
「ノロウイルス感染症」を登録すると、新着の情報をお知らせします