ぴろりきんかんせん

ピロリ菌感染

最終更新日:
2017年04月25日
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2017/04/25
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治療

ピロリ菌の除菌治療には、プロトンポンプ阻害剤 (ランソプラゾール、オメプラゾール、ラベプラゾール、エソメプラゾール、ボノプラゾンのいずれか) と「アモキシシリン」「クラリスロマイシン」という2種類の抗生物質を組み合わせた多剤併用療法が行われます。これら3種類の薬を1日2回7日間続けて服用します。この1次除菌治療で70%以上の方が除菌に成功し、治癒します。以前は80%以上の成功率といわれていましたが、近年クラリスロマイシンへの耐性菌が増加し、若干の低下傾向にあります。

2015年に発売されたボノプラザンを用いた除菌療法が、現在主流となっており、ボノプラザンを用いた場合、90%以上の成功率となっています。

1次除菌治療終了後、4週以上期間をあけてから再度検査を行い、除菌できているかを調べます。治療に使用するプロトンポンプ阻害剤は、薬の服用を中止してからも4週程度ピロリ菌に対する静菌作用が続くとされています。そのため現在の指針では、1次除菌治療終了後4週間あけてから検査を実施することになっています。

1次除菌で効果が認められない場合には、クラリスロマイシンをメトロニダゾールに変更し、同様に1日2回7日間続けて服用、2次除菌を行います。2次除菌まで行った場合には、全体の90%の方が治癒できます。

実績のある医師

周辺でピロリ菌感染の実績がある医師

河北総合病院 消化器内視鏡診断・治療科部長、消化器内科 副部長

やました ひろこ
山下先生の医療記事

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内科、循環器内科、呼吸器内科、消化器内科、神経内科、リウマチ科、リハビリテーション科、小児科、外科、呼吸器外科、心臓血管外科、脳神経外科、整形外科、耳鼻咽喉科、泌尿器科、眼科、皮膚科、放射線科、麻酔科、糖尿病・内分泌・代謝内科、腎臓内科、消化器外科、病理診断科、臨床検査科、救急科、感染症内科、血液内科、精神科、産科、婦人科、乳腺外科、小児アレルギー科、形成外科、美容外科、脳神経内科、頭頸部外科、放射線腫瘍科、疼痛緩和内科、血液外科

東京都杉並区阿佐谷北1丁目7-3

JR中央線(快速)「阿佐ケ谷」 徒歩5分、東京メトロ丸ノ内線「南阿佐ケ谷」 徒歩15分

東京都済生会向島病院 内科  院長

つかだ のぶひろ
塚田先生の医療記事

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内科、脳神経内科、呼吸器内科、消化器内科、循環器内科、糖尿病内科、腫瘍内科、リウマチ科、腎臓内科、外科、整形外科、皮膚科、泌尿器科、眼科、リハビリテーション科、放射線科、臨床検査科

東京都墨田区八広1丁目5-10

京成押上線「京成曳舟」 徒歩7分、東武伊勢崎線「曳舟」東武鉄道亀戸線も利用可 徒歩7分

養命閣医院 院長

しみず としまさ
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消化器内科、一般内科

東京都江戸川区南小岩6-18-5

JR中央・総武線「小岩」 徒歩3分

医療法人社団博健会 ますみつ消化器科 院長 理事長

いりぐち ようすけ

消化器科

東京都国分寺市南町3丁目11-18 サンスクエアビル2F

JR中央本線(東京~塩尻)「国分寺」南口 徒歩3分

鳥居内科クリニック 院長、東京内科医会 学術担当常任理事、東京都医師会 疾病対策担当理事

とりい あきら
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内科、アレルギー科、消化器科

東京都世田谷区成城6丁目5-34 成城コルティ3F

小田急線「成城学園前」駅直結 徒歩1分

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