検査・診断
メタボリックシンドロームの検査として第一に行うのが、腹囲・血圧の計測と血液検査です。
なお、メタボリックシンドロームは“腹囲が男性85cm以上、女性90cm以上”に加えて、以下のうち2つを満たすものと定義されています。
- 高トリグリセリド血症かつ/または低HDLコレステロール血症
- 収縮期血圧130mmHg以上かつ/または拡張期血圧85mmHg以上
- 空腹時血糖110mg/dL以上
また、メタボリックシンドロームと診断された場合は、それぞれの結果によってさらに詳しい検査が行われることもあります。具体的には、脂肪肝の有無などを調べるための腹部超音波検査や腹部CT検査、血糖値の変動を調べるためのブドウ糖負荷試験などが挙げられます。
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