かしじょうみゃくりゅう

下肢静脈瘤

最終更新日:
2020年02月14日
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2020/02/14
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検査・診断

検査方法としては、以下が挙げられます。

ドプラー血流計

血管に超音波を当てて、血液の流速の変化を音としてあらわすことで、血管内で逆流が起きているかどうかを調べる検査です。探触子(プローブ)という器具を皮膚の上から当てて検査を行います。

カラードプラー検査

超音波を利用して血液の流れをカラー画像で表示するもので、血液の逆流が視覚的に分かります。ドプラー血流計と同様に探触子を皮膚の上から当てて検査をします。

血管の内径や、血流の流速を測定することもでき、ほとんどの下肢静脈瘤の診断はこの検査のみで可能です。

容積脈波検査

ドプラー血流計やカラードプラー検査が血液の逆流を調べるのに対し、容積脈波検査は、静脈の機能を詳しく調べる検査です。

脚にマンシェットという空気で膨らませるカバーを巻いてつま先立ち運動をします。運動による静脈の容積変化を調べることで、筋肉のポンプ機能や血液の逆流の有無が分かります。

短時間でできる簡易な検査ですが、下肢静脈瘤が発生している部位などを詳しく調べる目的には向いていません。

その他の検査

近年、超音波検査の補助的な検査として、CTやMRI検査が行われることがあります。

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