症状
不育症は、妊娠は成立するものの赤ちゃんが順調に育たずに、流産や死産に至る状態のことを指します。具体的には流産が2回、または流産1回と死産(妊娠12週以降に死亡した胎児の出産)を1回以上経験した場合が当てはまります。
流産は全妊娠の約15%の頻度で起こるとされていますが、2回連続で流産になることを“反復流産”、3回以上連続で流産を繰り返すことを“習慣流産”と呼びます。反復流産になると不育症の可能性が考えられ、詳しい検査がすすめられます。
また、妊娠10週以降に原因不明の子宮内胎児死亡を経験した人も、回数によらず不育症の可能性が否定できないとされています。
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