症状
先天性風疹症候群の中でも特に頻度が高い症状は先天性心疾患、難聴、白内障です。そのほかに小頭症、低出生体重、肝脾腫、血小板減少、精神発達遅滞、網膜症、糖尿病、小眼球などの幅広い症状がみられることがあります。
先天性風疹症候群の症状は、特に妊娠初期3か月以内の妊婦の風疹ウイルスへの感染で発生することが多いといわれていますが、難聴は妊娠4か月以降の感染でも発症し得ることが知られており、その場合は高度難聴になりやすいといわれています。
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