症状
再生不良性貧血では赤血球、好中球、血小板が減少することによって、さまざまな症状が現れます。
赤血球減少による症状
赤血球による酸素運搬が障害されるため、全身のさまざまな臓器で酸素が欠乏します。脳の酸素欠乏によるめまい、頭痛、筋肉の酸素欠乏による倦怠感、疲れ、心臓の酸素不足による胸の痛みが現れることがあります。また酸素不足を解消するために、息切れや動悸などがみられることもあります。
好中球減少による症状
好中球とは、白血球のうち細菌を殺す役割を持つ細胞です。好中球が減ることで細菌感染症にかかりやすくなり、感染による発熱がみられたり、肺炎や敗血症といった重い細菌感染症にかかりやすくなったりします。
血小板減少による症状
血小板は出血を止めるはたらきがあり、血小板が少なくなることで出血傾向がみられるようになります。出血しやすくなると、皮膚の点状出血、紫斑(青あざ)、鼻出血、歯肉出血がみられるようになり、さらに症状が進むと眼底・脳出血、血尿、下血などがみられることもあります。
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