症状
代表的な症状
卵巣機能不全の主な症状としては、月経周期の異常や無月経などが挙げられます。また、月経周期が乱れることに伴って、月経血の量に増減が生じたり、1回の月経期間に変化がみられたりすることがあります。
発症時期による症状の違い
卵巣機能不全はさまざまな年代の女性に起こり、発症年齢によりみられる症状に違いがあります。
たとえば、初潮を迎える前の年齢で卵巣機能に異常が生じた場合には、月経が始まらない、二次性徴がみられないといった症状が引き起こされることがあります。
また、妊娠可能年齢での卵巣機能不全は不妊症や不育症につながる場合があります。
このほか、女性ホルモンのひとつであるエストロゲンが早期に低下してしまうことで、更年期障害と呼ばれる諸症状が現れたり、骨粗しょう症や高コレステロール血症などの発症リスクが高まったりする場合があります。
卵巣機能がほとんど、あるいは完全に失われることにより、40歳未満で自然閉経を迎える場合もあります。
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