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口唇ヘルペス
口唇ヘルペスとは、単純ヘルペスウイルスが原因となり、唇やその周辺の皮膚に小さな水泡(水ぶくれ)が生じる病気です。 口唇ヘルペスは単純ヘルペスウイルス1型が関与しています。 単純ヘルペ...
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口・のど

口唇ヘルペスこうしんへるぺす

更新日時: 2018年09月07日【更新履歴
更新履歴
2018年09月07日
更新しました。
2017 年 04 月 25 日
掲載しました。
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概要

口唇ヘルペスとは、単純ヘルペスウイルスが原因となり、唇やその周辺の皮膚に小さな水泡(水ぶくれ)が生じる病気です。

口唇ヘルペスは単純ヘルペスウイルス1型が関与しています。

単純ヘルペスウイルスに一度感染すると、一生涯体の中に生息し続けると考えられており、風邪やストレスなどの刺激をきっかけとして、繰り返し口唇ヘルペスの症状を引き起こします。

原因

単純ヘルペスウイルスが原因となります。単純ヘルペスウイルスには、1型と2型がありますが、口唇ヘルペスの多くは単純ヘルペスウイルス1型が原因です。

単純ヘルペスウイルス1型は乳幼児期に初めて感染することが多く、一度感染すると、神経節(神経の途中で神経細胞が集まっているところ)に潜伏し体内に一生涯ウイルスが存在することになります。

口唇ヘルペスによる症状があると、唾液や水疱の中にウイルスが大量に含まれていることがあり、周囲の人に感染が拡大することもあります。

一方、単純ヘルペスウイルス2型は主に性感染症と関連したウイルスで、性器周辺に水疱などのヘルペス特有の皮膚症状を引き起こします。オーラルセックスにより口周囲に単純ヘルペスウイルス2型による症状が生じることがあります。

症状

口唇ヘルペスによる皮膚症状は、時間経過に応じて変化します。見た目では水疱がわからない初期の段階であっても、ぴりぴりした感じや痒み、熱感といった皮膚の感覚症状を唇の周辺に感じることがあります。

こうした症状の数日後に、数mm程度の小さな水疱が口唇周囲に出現します。水疱は唇と皮膚の境目周辺に見られることが多く、それぞれが融合して大きくなることもあります。

また、口唇周辺に留まることなく、鼻や頬部の皮膚に水疱が生じることもあります。時間が経過すると水疱が破れ、最終的にかさぶたが形成されます。

重症化した場合には発熱、倦怠感、リンパ節の腫れなどの症状を伴うこともあり、入院治療が必要となることもあります。

単純ヘルペスウイルスに対して初めて感染したのか、それとも神経節に潜んでいたウイルスが再度活性化したのかによって、症状が異なることがあります。

一般的には初感染の場合のほうが、症状が重く、発熱やリンパ節の腫れ、口腔内を含めて広範囲に水泡が生じることもあります。

検査・診断

口唇ヘルペスの診断は、視診(見た目)による皮膚の病態から診断は可能です。しかし、アフタ性口内炎、帯状疱疹、毛嚢炎(もうのうえん)など類似した症状が出現することもあり、鑑別が必要となることもあります。

単純ヘルペスウイルスの検査法として、単純ヘルペスウイルスに対する抗体(血液検査)、単純ヘルペスウイルスの遺伝子(PCR法など)、その他病理組織学的検査が行われることもあります。

治療

治療には、抗ヘルペスウイルス薬が使用されます。抗ヘルペスウイルス薬には、錠剤や顆粒の飲み薬、軟膏など多種類あります。

口唇ヘルペスの治療は、水疱出現の前段階(皮膚に異常感覚を感じているとき)で治療介入したほうが、症状が軽くなることが期待できます。

単純ヘルペスウイルスの初感染により皮膚症状のほか、口腔内にも水疱ができることがあります。これはヘルペス性歯肉口内炎とも呼ばれ、幼児期にみられることが多く、喉の痛みから水分摂取が困難となり脱水になることもあります。そのため、脱水を防ぐために、水分摂取や痛みに対する治療が必要となることがあります。

予防

口唇へルペスの症状がない場合でも単純ヘルペスウイルスが皮膚や粘膜に出ていることもあります。パートナーへの感染はこのようなときに起こることがあるため、感染させない配慮は必要です。

また、ヘルペスの症状が現れやすいのは、疲労、風邪、その他ストレスなどの免疫力の低下により発症することもあるため、予防のため免疫力を上げることも大切です。日頃からバランスのとれた食事、とくにビタミン類を積極的にとることが大事です。また、飲酒、喫煙はビタミンを壊すこともあるため、過剰にとらないように気を付けましょう。

ストレスを感じたら無理をせずゆっくり休む時間をとり、不規則な生活にならないように心がけることも大切です。

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