原因
右心不全は、右心房や右心室など心臓を構成する4つの部屋のうち、“右側”の機能が低下することによって引き起こされます。
主な原因は、心筋梗塞、心臓弁膜症、心筋炎、先天性心疾患などの心臓の病気のほか、肺気腫などの慢性閉塞性肺疾患や肺血栓塞栓症などが挙げられますが、多くはさまざまな原因によって起こった左心不全に続発します。また、そのほかにも体液量(血液量)の増加を引き起こす腎不全や、睡眠時無呼吸症候群なども心臓の機能を低下させる原因となります。
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