原因
回旋異常の原因としては、以下が挙げられます。
胎児の異常
胎勢の異常のほか、巨大児(出生体重が4,000g以上の赤ちゃん)や低出生体重児(出生体重が2,500g未満の赤ちゃん)、水頭症、無脳症などの場合に回旋異常が起こる可能性が高まります。また胎児の頸部に腫瘍がある場合に回旋異常となることもあります。
母体の異常
低置胎盤や前置胎盤のように胎盤の位置に異常がある場合や、骨盤が狭い(狭骨盤)場合などは回旋異常の原因となることがあります。加えて、子宮筋腫や骨盤内の腫瘍などの病気をはじめ、羊水過多症、出産時における直腸・膀胱の充満が原因となることもあります。
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