こうさんきゅうせいたはつけっかんえんせいにくげしゅしょう

好酸球性多発血管炎性肉芽腫症

最終更新日:
2021年03月08日
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2021/03/08
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症状

気管支喘息やアレルギー性鼻炎

好酸球性多発血管炎性肉芽腫症では、気管支喘息アレルギー性鼻炎をもともと抱えている方に見られます。そのため、喘息に関連した息切れや呼吸困難、喘鳴(ぜんめい)(ぜーぜーという呼吸音)、鼻炎などの症状がみられます。

血管炎

気管支喘息やアレルギー性鼻炎の症状が先行し、その後血管炎に関連した症状が現れます。発症すると熱や倦怠感、体重減少などが見られます。

全身の血管が炎症を起こすと血管からの血液供給が低下するため、全身の臓器に障害が起こることがあります。もっとも多いのが末梢神経障害(まっしょうしんけいしょうがい)で、手足にしびれやピリピリとした痛みや動きが悪くなる麻痺が生じます。これらの症状は治療後も残ってしまうことがあります。

また、皮膚や消化管などのへの血管が障害を受けると、青あざ皮膚潰瘍(ひふかいよう)、下血、腹痛などの症状が見られることがあります。

重症の場合には消化管穿孔(しょうかかんせんこう)心筋梗塞脳梗塞を発症し、命に関わることもあります。心筋梗塞では胸の痛みや冷や汗、吐き気、胸の圧迫感などを感じることがあります。また、脳梗塞を発症するとけいれんや麻痺、意識障害などの症状が見られることがあります。

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