原因
子宮がんは子宮頸がんと子宮体がんに分けることができます。2つのがんにおいて、がんが生じる原因は異なります。
子宮頸がんの原因
子宮の入り口に相当する子宮頚部に生じる子宮頸がんは、主にヒトパピローマウイルスに感染することを原因として発症します。ヒトパピローマウイルスにはいくつかのタイプが存在しますが、なかでも16型、18型と分類されるものががんの発生と深い関係があります。
子宮体がんの原因
正常妊娠時に赤ちゃんが育まれる場所である子宮体部に生じる子宮体がんは、女性ホルモンであるエストロゲンが多く分泌される状況で発生しやすいです。
肥満である、欧米型の食生活が多い、未出産である、といった方では、エストロゲンに暴露される期間が長く、子宮体がんの発症リスクが高まります。
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