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しきゅうたいがん

子宮体がん

最終更新日:
2023年11月16日
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検査・診断

子宮体がんが疑われたときには、次のような検査が行われます。

子宮内膜組織診(病理学的検査)

子宮内膜の一部を採取して顕微鏡で詳しく調べる検査です。子宮体がんの確定診断に必須の検査となっています。

子宮体がんの確定診断では子宮内膜組織診を中心に行い、補助的に子宮内膜細胞診を行うことがあります。細胞診だけでは確実な診断を行うことが困難なため、すでに子宮体がんを疑うような症状が現れている人には組織診を行うことが一般的です。

子宮内膜組織診とは、さじ状の器具もしくは吸引器具を使って子宮内部の組織を採取して行う検査のことです。一方、子宮内膜細胞診は、子宮の内部に細い棒状の器具を挿入し、細胞を採取して行う検査を指します。

超音波検査・子宮鏡検査

子宮の状態を調べるための検査です。

超音波検査は腟の中やお腹の上から子宮に向けて超音波を当て、子宮の大きさやしこりの有無などを外来受診時に調べることができます。

一方、子宮鏡検査は腟から子宮の内部に子宮鏡と呼ばれる特殊な器具を挿入し、内部の状態を詳しく調べる検査です。子宮体がんは子宮の内部から発生するので、診断するうえで有用な検査となります。

画像検査

病気の広がりや転移の有無などを詳しく評価するため、MRIなどの画像検査が行われます。また、遠隔転移の状況を把握するためにCT 、PET検査が行われることもあります。

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