せいせんきのうていかしょう

性腺機能低下症

最終更新日:
2023年09月07日
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2023/09/07
更新しました
2017/04/25
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原因

性腺機能低下症の原因は、大きく性腺(精巣・卵巣)の異常によるものと、脳の視床下部や下垂体の異常によるものに分けられます。

性腺の異常によるもの

精巣や卵巣自体の機能不全によって生じ、先天的な原因としては男性でクラインフェルター症候群、女性ではターナー症候群が代表的です。後天的な原因としては抗がん剤治療、全身や性腺に対する放射線治療、精巣感染症、加齢などが挙げられます。

脳の視床下部や下垂体の異常によるもの

脳の視床下部では性腺刺激ホルモンであるゴナドトロピン放出ホルモン(GnRH)が産生され、下垂体では卵胞刺激ホルモンFSH)や黄体形成ホルモンLH)が産生されます。視床下部や下垂体の機能が低下すると、このようなホルモンが十分に産生されなくなるため、その結果として性腺の機能が低下します。

先天的な原因には特発性低ゴナドトロピン性性腺機能低下症やカルマン症候群など、後天的な原因としては視床下部や下垂体の腫瘍(しゅよう)・炎症、高プロラクチン血症、薬剤(オピオイドやステロイドなど)、神経性やせ症、重症肥満、鉄過剰症、全身急性疾患などがあります。

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