だぼく

打撲

別名
打ち身
最終更新日:
2018年09月14日
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2018/09/14
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症状

打撲の症状は、体の部位によってさまざまです。

●太ももの打撲(大腿部打撲)(だいたいぶだぼく)

  • 痛み
  • 腫れ
  • 皮下出血(皮下血腫)(ひかけっしゅ)
  • (関節部であれば)関節の動きが悪くなる(曲がらなく、伸びなくなる)

などが挙げられます。

太ももなどに打撲を負ったときには、患部の様子をみながら応急処置をします。場合によっては打撲だけでなく骨折していることもあるので注意が必要です。

目の打撲(眼部打撲)(がんぶだぼく)

  • 目の痛み
  • 目がかすむ
  • 見えにくい
  • 視力の低下
  • 目からの出血、液体の流出

などが挙げられます。

目に打撲を負った場合には、眼球(がんきゅう)自体に損傷を受けている可能性が高まります。危険な状態になりやすいため、専門医のもとで診察をうけることが望ましいです。

直接ではないものの、目の周りに衝撃を受けた場合も注意が必要です。目の周りには眼窩(がんか)とよばれる骨の部分があります。この部分が衝撃を受けると、その奥の眼神経管(がんしんけいかん)という薄い骨が骨折するケースがあります。眼神経管が骨折すると、その破片で目の神経が傷つき、視力に影響をおよぼすこともあります。

あたまの打撲(頭部打撲)(とうぶだぼく)

  • あたまの痛み(頭痛
  • 意識障害
  • 記憶がはっきりしない(健忘・記憶障害)
  • めまいやふらつき
  • 麻痺・しびれ
  • 脳震盪(のうしんとう)(頭への衝撃で脳内に小さな出血やむくみなどをおこした状態)
  • 頭蓋内出血

頭の打撲では、致命的な事態につながってしまうケースもあるため注意が必要です。1分以上、意識が戻らないときには重度の衝撃を受けたと捉えられます。

いったん意識が戻っても、十分に回復していないことがあります。明らかな意識障害があるときには専門医の診察を受けましょう。

また、頭部に衝撃を受けたときには脳震盪をおこすことがあります。一度だけの場合には症状を残さずに回復することが一般的ですが、何度もくりかえす認知障害などがあらわれると、回復しにくくなります。

症状だけから脳の損傷の度合いを推測することはむずかしいので、症状が強く、長引き、いつもと違うと感じる場合には病院への受診が望ましいです。

歯の打撲

一時的な歯根膜(しこんまく)(歯を支える骨と歯の間のクッションとなる線維)の炎症などがあります。歯をぶつけたときなどは、歯や歯槽骨(しそうこつ)(歯を支える骨)に目立った傷はないことが多いです。一時的に歯根膜に炎症をおこすだけというケースが多いと考えられます。

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