検査・診断
椎体骨折が疑われるときは、以下のような検査が必要です。
画像検査
椎体骨折の診断ではX線、CT、MRIなどの画像検査を行います。特に脊髄損傷などが疑われる場合はCTやMRI検査が行われ、がんの転移による骨折が疑われる場合には骨シンチグラフィーなどの画像検査も行われます。
骨密度検査
骨粗鬆症が疑われる場合には骨密度検査を行い、骨に含まれるカルシウムの量を調べます。
血液検査
がんの転移が疑われる場合には、転移のもととなるがんを探すためのCT検査や、腫瘍マーカー*を測定するための血液検査が行われます。また、骨粗鬆症による椎体骨折の場合も骨の代謝の状態を評価するために血液検査を行います。
*腫瘍マーカー:がん細胞によりつくられる物質。がんが生じた臓器やがんの種類によって特徴がある。
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