えんしょうせいちょうしっかん

炎症性腸疾患

同義語
IBD
最終更新日:
2020年11月11日
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2020/11/11
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治療

炎症性腸疾患には基本的に薬物療法が行われます。使用する薬剤は病気の種類や重症度などによって異なり、過剰な免疫のはたらきを抑制するステロイドや免疫抑制剤、消化管の炎症を抑える5-アミノサリチル酸製剤などが挙げられます。近年では、炎症に関わる分子を直接標的とした生物学的製剤や炎症のシグナル(伝達)を抑える低分子化合物なども使用されるようになってきました。

また、薬物療法で十分な効果がない場合は、血液中からはたらきの強い白血球を除去して免疫のはたらきを抑制する“血球成分除去療法”が行われます。さらに消化管の狭窄を起こしたり、炎症が粘膜の深層にまで達して消化管に穴が開いたりした場合は手術によってそれらの病変を切除する治療が行われます。また、外科手術回避を目的とした、クローン病の消化管狭窄病変に対する内視鏡的拡張術が行われています。

一方、炎症性腸疾患は、症状が強い期間は消化管の安静を図る必要があるため、食事を取ることができないケースがあります。このような場合には、点滴や経腸栄養(鼻などから腸まで管を通し、そこから流動食などを投入する治療)による栄養管理が必要です。

実績のある医師

周辺で炎症性腸疾患の実績がある医師

東京科学大学 病院 診療管理部門 臨床試験管理センター 准教授

ながほり まさかず

内科、血液内科、膠原病・リウマチ内科、外科、心療内科、精神科、神経内科、脳神経外科、呼吸器外科、消化器外科、腎臓内科、心臓血管外科、小児科、小児外科、整形外科、形成外科、美容外科、皮膚科、泌尿器科、肛門科、産婦人科、眼科、耳鼻咽喉科、リハビリテーション科、放射線科、麻酔科、乳腺外科、呼吸器内科、循環器内科、消化器内科

東京都文京区湯島1丁目5-45

JR中央・総武線「御茶ノ水」東京メトロ丸ノ内線も利用可能 徒歩3分、東京メトロ千代田線「新御茶ノ水」 徒歩5分

東京都立小児総合医療センター 消化器科 医員

やべ きよあき
矢部先生の医療記事

1

アレルギー科、血液内科、心療内科、神経内科、脳神経外科、腎臓内科、心臓血管外科、小児科、小児外科、整形外科、形成外科、皮膚科、泌尿器科、眼科、耳鼻咽喉科、リハビリテーション科、放射線科、矯正歯科、小児歯科、麻酔科、呼吸器内科、循環器内科、感染症内科、消化器内科、内分泌内科、代謝内科、児童精神科、総合診療科、病理診断科、血液腫瘍内科、血液腫瘍外科、透析内科、臨床検査科、救急科、新生児内科、内分泌・代謝科、児童・思春期精神科、呼吸器外科、臓器移植外科

東京都府中市武蔵台2丁目8-29

JR武蔵野線「西国分寺」南口  バス:総合医療センター(府中メディカルプラザ)行き、西府駅行き 総合医療センター(府中メディカルプラザ)下車 徒歩15分、JR中央線(快速)「国立」府中駅行き 総合医療センター(府中メディカルプラザ)下車 バス10分、京王線「府中」国立駅行き、総合医療センター(府中メディカルプラザ)行き 総合医療センター(府中メディカルプラザ)下車 バス20分、JR南武線「西府」西国分寺行き 総合医療センター(府中メディカルプラザ)下車 バス20分

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