検査・診断
炎症性腸疾患が疑われるときは次のような検査が行われます。
血液検査
体内の炎症や貧血の程度を評価するために血液検査が行われます。また、大腸がんなどとの鑑別の手がかりとして、“CEA”などの腫瘍マーカー(がんになると体内で多く産生されるようになる物質)の数値を調べることも少なくありません。
画像検査
炎症性腸疾患が疑われる症状がある場合は、消化管内のほかの病気と鑑別するためにX線検査(レントゲン検査)、CT、MRIなどによる画像検査が行われるのが一般的です。
内視鏡検査
炎症性腸疾患は大腸などの消化管の粘膜に炎症や潰瘍などの病変を引き起こすため、疑われる場合は大腸内視鏡検査を用いて内部の粘膜の状態を詳しく調べる検査が行われます。しかし、大腸内視鏡検査では小腸や十二指腸などを観察することができないため、大腸に病変がない場合はカプセル内視鏡で全ての消化管の状態を調べる検査が行われることもあります。
注腸造影検査
近年では炎症性腸疾患が疑われる場合は内視鏡検査が行われますが、狭窄(内部が狭くなること)を含めた小腸・大腸の全体像を調べるために造影検査を行うことがあります。小腸造影検査では、経口的に造影剤を投与する方法と、造影チューブを十二指腸に留置し造影剤を注入しながら観察する2つの方法があります。注腸造影検査では肛門から造影剤を注入しながら観察を行います。
実績のある医師
周辺で炎症性腸疾患の実績がある医師
東京科学大学 病院 診療管理部門 臨床試験管理センター 准教授
内科、血液内科、膠原病・リウマチ内科、外科、心療内科、精神科、神経内科、脳神経外科、呼吸器外科、消化器外科、腎臓内科、心臓血管外科、小児科、小児外科、整形外科、形成外科、美容外科、皮膚科、泌尿器科、肛門科、産婦人科、眼科、耳鼻咽喉科、リハビリテーション科、放射線科、麻酔科、乳腺外科、呼吸器内科、循環器内科、消化器内科
東京都文京区湯島1丁目5-45
JR中央・総武線「御茶ノ水」東京メトロ丸ノ内線も利用可能 徒歩3分、東京メトロ千代田線「新御茶ノ水」 徒歩5分
東京都立小児総合医療センター 消化器科 医員
アレルギー科、血液内科、心療内科、神経内科、脳神経外科、腎臓内科、心臓血管外科、小児科、小児外科、整形外科、形成外科、皮膚科、泌尿器科、眼科、耳鼻咽喉科、リハビリテーション科、放射線科、矯正歯科、小児歯科、麻酔科、呼吸器内科、循環器内科、感染症内科、消化器内科、内分泌内科、代謝内科、児童精神科、総合診療科、病理診断科、血液腫瘍内科、血液腫瘍外科、透析内科、臨床検査科、救急科、新生児内科、内分泌・代謝科、児童・思春期精神科、呼吸器外科、臓器移植外科
東京都府中市武蔵台2丁目8-29
JR武蔵野線「西国分寺」南口 バス:総合医療センター(府中メディカルプラザ)行き、西府駅行き 総合医療センター(府中メディカルプラザ)下車 徒歩15分、JR中央線(快速)「国立」府中駅行き 総合医療センター(府中メディカルプラザ)下車 バス10分、京王線「府中」国立駅行き、総合医療センター(府中メディカルプラザ)行き 総合医療センター(府中メディカルプラザ)下車 バス20分、JR南武線「西府」西国分寺行き 総合医療センター(府中メディカルプラザ)下車 バス20分
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